取引のテクニック
株同様、外国為替取引にも様々なテクニックがあります。
- 無謀なスワップポイント狙いとレバレッジの設定ミス
- 株や先物取引にはない、FX最大の魅力といえるのは、スワップポイントです。FXでは通貨を買ってそのままにしておいてもスワップポイントがつきます。そのため、初心者はどうしてもスワップポイントの高い通貨を選んで、高金利通貨を買ってしまいがちです。ただ、忘れてはいけないのが為替差異によるキャピタルゲインの方が大きいということです。金利が高い通貨といえば英ポンド、南アフリカランドなどがありますが、これらの通貨は値動きが激しいため、これらの通貨をスワップポイント狙いで買うと、痛い目を見ることになるかもしれません。買ってから数日後、あっという間にマージンコールが発生する例もも少なくはないのです。
- ロスカットができない
- 初心者が陥る一番多い失敗例ですが、ある通貨にエントリーして、一時は利益が大きく膨らんだとします。しかし、その後何日か経過すると、利益がマイナスに転じてしまうこともあります。その後じりじりと含み損が膨らんでいったとしても、なかなかポジションを手放すことはできない。というパターンです。このとき、初心者には次のような心理が働いています。「プラスの時期があったのだから、しばらく待っていれば再びプラスになるはず」「多少の損ならスワップポイントのプラス分で相殺することができるはず」しかし、これらの心理は単なる希望的観測に過ぎません。相場が再び上昇してくる保証は全く無く、スワップポイントで相殺できる金額といっても微々たるものなのです。結果、どんどん損は膨らんでいき、相場から手を引かざるを得ない…ということになるのです。見込みのない通貨はさっさとロスカットして、別の通貨にエントリーし直しましょう。
- 閑散期の取引
- 祝日、クリスマス休暇、お正月など、市場参加者が極端に少なくなる時期のことを閑散期といいます。為替相場において、市場参加者が極端に少なくなるこの時期は、通貨の値動きが荒くなる、売買が約定しにくくなる、など普段と違うことがいくつか起きるようになります。こういった現象が起きるのは、市場参加者が極端に少なくなると、その分通貨の取引量も少なくなるためです。通貨の値動きが荒くなると、普段よりも大きな利益を出せる確率が増える一方、普段よりも大きな損を出す確率も増えます。売買が約定しにくくなると、想定していたのと全く違う値段で買ってしまったり、売ってしまう危険が増えます。普通の日であれば取引量の安定している米ドル、ユーロ、円といった通貨においても同じ現象がおきます。いずれもFX初心者にとっては非常に危険なリスクといえましょう。
